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ふと気が付いてみると、7月16日。

先月のちょうど今頃、ゼロ円マップなんかを見ながら、道東方面へのツーリングのコースなんかを考えていた頃だ。早いもんですなぁ・・・。

と、同時に新しい職場で2週間目。 半月に渉った北海道でのグーたら生活からの社会復帰に、汗水垂らしながら仕事に慣れようと現在奮闘中。

わが愛車のXT250Xも去年の暮れに購入して7ヶ月が経ち、現在の走行距離も10000キロを突破した。

免許取立ての時、それこそバイクに乗るのが楽しくて、休みや夜勤明けともなると、当時住んでいた、東京都下から山梨、群馬、長野なんかを意味も無く走り回っていたのだけど、ほぼそのときと同じペースで乗っているような気がする。

ちょうど一万キロと言うこともあり、うちの愛車のインプレなんぞを書いてみようかと。

で、長所。 先ずは・・・

★燃費のよさ。
昨今の原油高でガソリン代も一時期のほぼ二倍。低いギアでガンガン引っ張るような運転をしなければ、燃費は30キロ台後半を常にキープ。

今回のツーリングでは、なぜか帰り道の埼玉県で40キロ超を記録。野営道具なんかを積んだ状態でも、37キロを割る事が無かった。
         
タンク容量も10リッター近くあるので、よっぽどの事がない限り、北海道つーりんぐに十分、適用できる実力がある      

★車体の軽さ
道を通りすぎてしまった時のUターンなんかも気軽に出来る。

チョッとしたダートなんかも、良好な足付き性も相まって気にならない。

自転車みたいな操縦性なので気兼ねなく走れる。多分、立ちゴケしてもすぐ起こせるだろう。

★積載性
キャリアをくっつけてれば、数日ぐらいの宿泊は問題なし。

オプションで売られているサイドバックサポートを使用すれば更に荷物が積めるので、これらを駆使すれば更に荷積みのバリエーションが広がるし、一週間程度のツーリングにも十分耐えられるでしょう。(一応、サイドバックサポート持っているのですが、現在社外のマフラーに変えている所為で使用できなかった。

今回ボックスも持っていったので、ボックスに船の中で使用するものだけ入れて、後は宅急便で自宅に送った。)

★プラグ交換が楽
今回、ツーリング途中で二度目のプラグ交換になったのだけど、本数が一本なので手間もかからず値段も懐に大変にやさしい。

★急かされないエンジン特性
ものは言いようだけど、スピードを出して走るバイクではないので、ゆったりと景色を見ながら走れると言うこと(笑)

★ヘルニアにやさしい
自分の場合、これ非常に重要!なんだかんだでほぼ毎日バイクに乗って、数十キロから数百キロの及ぶツーリングをしてきたが、腰痛はほぼ皆無。

オフ車全般に言える事なのかも知れないけど、殿さまスタイルで乗れる乗車姿勢と柔らかいサスのお陰で腰にかかる負担がもの凄い軽減されている。

★長寿命な消耗品
これまで乗ってきた400のマルチや250スクーターなどでは大体1万も走ると、スリップサインが出てきていたけど、まだ2、3000はいけそう。

交換の際、チューブも一緒に交換ってなるのかも知れないけど、バイアスタイヤなのでラジアルに比べて出費も抑えられる。

ブレーキのパッドも現在4割ぐらいは残っている。インパルスやCBの時はダブルディスクで7000〜9000?で交換。

こちらはシングルディスクなので、同じパッドでも一組ですむ。ただ・・・効き目は微妙。。。。

★意外と楽しい
もう少しパワーがあればいう事なしだけど、チョッとした峠やタイトコーナーなんかでもキビキビとした走りができる。

攻め気味の走りをしても結構楽しい。 レギュラー仕様のWRのエンジンなんかが積まれたスペシャル版が出たりしたら、かなり楽しいだろうなぁ・・・なんて思ったりもする。

 で・・・・。 短所!

☆パワー不足
20馬力しかないんだからしょうがない。とは言えど、もう少し馬力があっても良いんじゃなかろうか。

高速道路ではひたすら忍耐。対面通行の高速道路では後ろからの視線が熱すぎる。。。

☆制動力不足
絶対的に不足。

自分の場合、メタボな所為もあるけど、もう少しかっちり止まってくれてもいいのかなと。

入れ替えは絶対に社外のグレードアップ品を入れるだろう。

シングルディスクだから安いし(笑)
 
☆騒音規制の弊害
40キロ台後半から50キロ台前半でトルクの谷見たいのが生じる。

騒音規制の為に意図的に作られているようだが、アクセルをゆっくり開けてる場合、いわゆる燃費運転をしていると必ずこれに遭遇する。

アクセルをラフに開けていれば、この谷は起こらないのだけど。

って事は、気にせずにがんっと回せば快適に走る。

これってエコに気をつければもたつくし、気をつけなければ気にならないと言うどうにも矛盾した話。

因みにうちにあるインジェクションセローでは解消されている。

☆振動
シングルエンジンだからしょうがないのだろうけど、長時間運転しているとハンドルから伝わる振動が結構気になる。ただ、尻をチョッと後ろにずらしたり、姿勢を変化させることで気にならなくなったり。

耐震ゲル入りのグリップにそのうち交換しようかと。

☆ケツの痛さ
購入当初は然程気にならなかったけど、メタボな体重にシートも根をあげ始め、3時間ほど乗ると確実にケツに褥創の兆しが(笑)

☆貧弱に見える足回り
見た目だけの問題だろうけど、他のモタード系のバイクなんかに比べると、フォークの細さが気になる。荷物と自分の体重にこの足回りで耐えられるのか?とチョッと不安になったり。

 以上。

XT250Xがロングツーリングに向くかと言われれば、はっきり言って向きます。

先ずは、10リットル近くあるタンク容量と燃費の良さでの足の長さ。

これ、かなり重要。はっきり言って、250のカブですよ。カブ!

都会では24時間営業のガソスタは珍しくないですが、夜早く閉まって日曜日は休みなんてスタンドも田舎に行けば結構あります。

そういった意味でも足の長さはツーリングをしていると精神衛生上、非常に貢献してくれる部分は大きいです。

積載性についても、キャリアさえ積んでいればそれなりに荷物は積めるはず。

本当に必要なものと、そうでないものをきちんと分別できれば、十分ロングツーリングにも耐えられるでしょう。

あと、80キロ位で走るのであれば、まだ多少、エンジンに余裕が有り、北海道のような場所を走るのであれば、それなりに流れにも乗れます。

逆にそれ以上のペースになってしまえば、景色を見ている余裕もなくなるし、エンジンも唸りだすので、それ以下で流すのがベター。

ゆったりと旅を楽しむと言うスタイルにはもってこいかも。

後、蛇足ながら北海道は本州と比べると、気温が天候で大きく左右されるので、特に道東や道北なんかを走るときは、インナーとかの防寒対策はきっちりとしていった方が良いでしょう。

特にシーズン前やその後では、寒暖の差が激しいので、これだけは気にした方が良いかも。川湯のライダーハウスに行く時は、6月だと言うのにドカジャン着て長袖着ていても、運転していて震えがきましたので要注意。



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