週末は雨でしたね。

台風一過は今回なかったようで。

どちらにしても仕事でしたがね。。。。

ネタもないので今回北海道ツーリングの際に使ったBHSの感想なんかを・・・・。

自分の場合、いつも北海道に帰るときには夜11時過ぎに新潟から出る新日本海フェリーを使用していた。

大洗からも船は出ていて、港までのアクセスは新潟に行くよりも近くて楽なんだろうけど、同じ苫小牧にいくのに料金が高め。

確かに、苫小牧港と苫小牧東港とでは、距離的に市街へのアクセスが離れていたりするけど、歩いて移動するわけでなし、30分ほどもアクセル開けていれば、市街には着いちゃうんだから(新潟か大洗から夜便で北行する場合に言える事だけど)。

後、実家に住んでいた時は、小樽港に新日本海の船が入ってくるのを見て育っていたのでその愛着が有ったりもする。

そんな事もあって、いつも新潟からの航路を利用している。


で、自分のいる職場は、大体、最長で9日間の休暇を得る事が可能であるようだ。

その事は果敢にも数人のおばちゃん職員が、3月の有給消化や夏休みの勤務希望表に9日間の連休希望を書き込み、それが受理されているのを自分は見逃していない。

しかし、そのおばちゃんたちは少なく見積もっても7~8年以上のキャリアが有り、自分の場合は今年やっと3年目のまだまだ駆け出しの分際である。

ので。

昨年は7月と8月の月またぎで四日間ずつで、ベテランのおばちゃんたちよりは一日減らして8日間の連休を見事勝ち取る事が出来た。

だから、今年も月またぎで8日間の連休を希望し、嫌味半分と冷たい目を注がれながらもなんとか受理された(笑)

ただ、相方と二人の仕事の都合上と夜勤明けも移動時間として有効活用しなくてはならないので、夜出発の便を予約しなくてはならない。

また、帰省も兼ねてのツーリングなんで、実家にも数日滞在しなくてはならず、船を利用すると8日の休みのうち、船の上で実質二日パーで更に実家に二日滞在となると、そのうちの四日間が減らされてしまう事になる。

こうなると、テント背負って走りに出たとしても、精々2泊三日とかになってしまうため、行き先は限られてきてまうし、あずましくない。

そこで、今年はバイクは陸送。自分たちは飛行機でと、時間を金で買う方法に打って出た。

で、色々と調べてみたのだが、高栄運輸さんでやっているBHSをチョイス。一台49800円…也。

陸送サービスは数社出ているが、こちらが値段的に一番安かった。


で、いきなりインプレ。


いいと思ったところ。

〇バイクの引き上げと受け取り
 
 現地着の2週間前を目処に自宅まで引き取りに来てくれる。
 (受け取りも千歳空港から駅三つ目の千歳駅のほぼまん前にある堀商
 会さんで受け取れるので、時間のロスも手間もかからない。

 (申し込みの時に、大体の日にちを教えられ、引き取りの前日にドライ 
 バーから連絡が入るシステム。都合がつかない場合は最低でも2週間
 以上前にに連絡して 、出来ればこの日が希望と伝えておく事が必 
 要。8月の勤務表がギリギリまで出来ず、なんとか対応してもらった)

 他のサービスであると、一週間前とかに特定のデポ地に持ち込んで、
 北海道での受け取り(帰りの持ち込み)の際は、苫小牧のデポ地まで行 
 かなくてはならず、これが結構距離があったりして手間である。

 どの業者も受け取るデポ地は同じと思うのだけど、一部の業者のサイト
 では、空港からデポ地までのタクシー移動だと8000円くらいかかるなん 
 ても書かれていたところもある。
 
 そんな事から、飛行機を降りれば1時間もしないうちにバイクと対面が 
 出来、飛行機に乗って帰る際もバイクを預けて3駅で空港なので費用的
 にも、精神的にも急かされずに楽である。

〇荷物に関して。

 大体、バイクに積めるものまでとしている所が多いようだけど。
 
 基本的にはそうしているみたい。

 ただ、ヘルメット他、乗りきらない物に関してもバックに詰め込めば一緒
 に送ってくれる。(他社でも相談してみれば、応じてくれるのかもしれな
 いけど、利用してないのでその辺は不明)

 ただ、あまりにも荷物が多い場合は断られると思うが、バイクを受け取 
 る堀商会さんの目の前はでっかい郵便局が有るので、郵パックを利用
 するのもあり。

 
〇料金
 上にも書いたけど自宅まで引き取りに来てくれて且つ、受け取りも空港 
 から駅三つなんで受け取りも非常に楽だった。
 
 引き取りと受け取りが楽と言う点を考えると、コスト的にも十分納得のい
 くものかと思う
 
 後、他の陸送サービスよりも若干ではあるが値段は安い。
 
 後、料金と言うよりも、受け取った後の移動のしやすさだけど、千歳とい
 う立地から高速道路を使用すれば、道東方面や道南方面、道北にもア
 クセスがしやすいと思う。
 
 
 飛行機と一緒に運ぶサービスもあるけど、調べた感じでは、空港でガソ
 リンを抜いたり、荷物を持ってターミナルへの移動に時間がかかったり
 するようだ。
 
 当日飛行機を降りて、堀商会さんまで移動しなくてはならないけど、その
 辺の時間は相殺出来るんじゃないだろうか。



で、ちょっと気をつけなくては・・・ってな部分。


〇バイクを預ける期間
 一旦預けると、大体2週間はバイクとお別れになる。これが行き帰りとな
 るとほぼ四週間。他のサービスでは預かり期間は一週間前後の所が多 
 い。

 その分、お手軽で安いのだから・・・・とも思うけど、北海道ツーリングを 
 する人の中にはは、結構通勤にもそのバイクを使用している人も多い
 はず。
 
 自分たちの場合、複数台所有なので特に問題は無かったけど、一台で 
 通勤からツーリングまでって人の場合、その間は公共機関を使ったりと 
 バイクが手元に無い間は結構めんどくさいかもしれない。
 
 この辺はもしかしたら多少の交渉の余地はあったりするのかな。

 一応、念の為であるが。行きも帰りも陸送の際にはキャブのガソリンは 
 抜いておいた。
 帰りは堀商会さんでただでやってくれた。


〇飛行機への持ち込み物品に注意。
 
 機内への物品の持ち込みは、刃物やオイル、スプレー缶などは一切積 
 み込む事が出来ない。これらは預けてもダメなんだそう。

 なんで、これらをバイクに積み忘れると、めんどくさい事になる。
 
 郵パックも航空便を使用するので、これらの梱包は制限されてしまう。
 
 今回、チェーンオイルをバイクに積むのを忘れてしまい、送ろうとしたの
 だが、この場合、陸送になってしまうので、二週間ほどかかってしまうと
 言われてしまい、これが出発三日前の話だったので結局送れず仕舞
 い。

 結局実家に立ち寄って、ギアオイルを購入して調合。それで間に合わ
 せる事になった 

 そんなわけで、機内への持ち込み制限をされるようなものは、安全を確
 保したうえで、バイクに積んでしまうのが良いと思う。

 ただ、ガスボンベなんかは地元で買っても良いと思う。

〇料金

 やはり船や土日千円の自走を利用するのに比べると料金は割高にな
 る。この辺は時間を金で買っていると割り切るしかない。
 
 後、航空機の料金も余分にかかってしまうので、安く見積もっても交通
 費だけで、一人頭7万チョイの料金がかかってしまう。
 
 決して裕福なわけでもないので、毎月コツコツと貯金をしていたが、お金
 払う時は勿体ないなぁって思ったな(笑) 

〇荷物
 バイクに乗せる荷物なんだけど、トラック固定される時はサイドスタンド
 一本で固定される。
 陸送の移動期間の振動ももそうだけど、途中途中での待機時もスタンド
 一本で車体を支えていなくてはならない事を考えると、バイクに乗せる 
 荷物は出来れば軽いものを選んだほうが良い?
 
 今回送る時は、ガソリンも半分程度まで抜いて、シートにくくりつける荷
 物は、テントや着替え、ジャケットなど比較的軽いものを固定して、その
 他はドライバーに手渡した。

〇旅情
 長距離フェリーで移動するのに比べて、非常に短い時間でアクセスで 
 きる分、ホントに味気ない。
 長時間船に揺られて港が見えてくると、気分が高揚して思わず写真を 
 撮りにデッキに出たりするものだが、飛行機じゃそんなことないもんね。
 
〇飛行機の予約
 たまたまフライト予定の二か月前に旨く休みが入っていたので、飛行機 
 を予約して最終的に陸送を利用する事に決めた。
 
 ただ、土日の場合、格安航空会社のチケットは時間帯によっては、あっ
 ちゅう間に売り切れ御免となる。

 今回、土曜日出発のエアドゥの13時半だかのを予約しようとPCの前に
 張り付いてたのだけど、飛行機の予約なんて久しぶりで、入力間違えな
 んかでモタモタしてたらお目当ての便は五分くらいで売り切れてしまっ 
 た。
 結局、一本早いのを予約したけど、夜勤明けでの出発だったため、か
 なり慌ただしい移動になってしまった。

 これは、自分がアホだったと言う事でしょうがないのだけど。
 ただ、飛行機を利用する場合は、曜日と時間帯によって、予約が殺到
 するので、予約解禁日の2か月前は出来れば、PCから朝一で予約でき
 る環境を作っておく事が望ましい。
 たとえば、風邪引いたんで休みますとか(笑)


〇北海道でのバイクの受け取りと引き取り

 千歳駅にとても近くて、非常にありがたい存在の堀商会さんであるが、
 本業はバイク屋さん。
 受け取りも引き取りも何時でも良いと言うわけではなく、特に土日は出 
 来れば早めに・・・・ってのが正直なところらしい。
 時間はHPで指定されていたと思うので、そちらは守るようにしたい。

〇警報機
 ついてないバイクであれば、別になんて事はないけど、今回、帰る際に
 に警報機を切るのを忘れてしまった。

 バッテリーの弱さでは定評のある?CB750であるが液を補充すれば良
 い段階でなんとか帰ってきたけど、変にバッテリーが無事であったため
 に、トラックの振動に反応して警報機なりながら自宅にバイクが運ばれ
 てくるのは、近所の目もあったりして結構みっともないものだ。




ちょっと気付いたところなんかを色々と上げてみたけど、限られた休みを有効に使いたいと思えば、非常に有効なサービスだと思われる。

何よりも、デポ地への空港からのアクセスが非常に楽と言う点では、かなりアリなんでないかと思われた。

費用の壁を乗り越えられるのであれば、積極的に利用していいのかなと思った。