先程、西国の方から帰ってきました。
今回、就職活動の合間を見て、チョコチョコと近隣を巡ってきました。
最初、愛媛県の宇和島の更に奥の方、高知県の県境に程近い場所に、紫電改が展示されているということで、そちらに向かおうとしたのですが、よくよく調べてみるととてもではありませんが、くたびれた車で日帰りできるような距離ではありませんで。
で、あるならばと。
もう少し近い場所にある、大久野島に行ってみようと言う事になりました。
高松自動車道から、松山自動車道と変わり、今治道路だったっけか・・・。
終点まで乗って、初のしまなみ街道に乗りました。
大三島で降りて、フェリー乗り場を目指します。
腹が減ったので、途中の道の駅に寄り道。
乾物物の露天が出ていて、こちらは鮫の干物。
煮付けたりして食えると言う事でしたが、説明だけ聞いてお邪魔しました。
嫁の実家で朝からたんまりと朝飯をご馳走になったのですが、腹空かしな二人は、昼の12時を過ぎるとすぐに空腹。
今では土日限定と言われている鯛カツバーガーなる物を食しましたです。
中々美味でございました。
中で忙しなく動いているオネーチャンも、垢抜けていなくて純情そうで、おっさんはくらくらしましたですよ(笑)
盛港から15分ほどの船旅。
この島、名物のウサギと対面。
戦時中、毒ガスの製造を行っていたとの事で、そこから逃げ出した実験用のウサギが繁殖したとかで、島内いたるところでウサギを見ることが出来ます。
人が来るとえさを貰えるというのが身についているので、すぐに傍に寄ってきます。
当初、車で移動出来るものと思ってましたが、島内は自家用車NG
島内唯一の宿泊施設で、レンタサイクルして島巡りを行いますです。
毒ガスのタンクを置いていたのでしょう。
貯蔵庫の遺構
火薬庫や砲台の後も残っております。
結構、有名だと思いますが、発電所跡。
ここにたどり着く頃には、雨雲に覆われてしまい、室内は結構暗く。
シャッター時間も長くなってしまい、ちょっとぶれてしまっています。
おまけに、写真を撮っていると上からパラパラとコンクリのかけらが落ちてきたりと・・・
念のため、書きますが立ち入り禁止区域になってます。
最後に毒ガス資料館。
入場料大人100円。
毒ガス製造にまつわる、装備などが飾られています。
こんな物、その辺に捨てるんじゃねぇよ!と思いますが・・・。
で、この島、現在も人は住んでいません。
4〜5メートル地中には、砒素の成分が残っているとかで、住居には適さないそうで。
今でも高濃度の毒物が検出され、立ち入り禁止になっている区域もどこかにあると言う話です。
その所為で井戸が掘れないのかは解りませんが、宿泊施設で使用される水については、本土から船で持ってくるんだそうです。
当時の事が載っている文献なども置いてあるようですので、今度は泊りがけでゆっくりと来てみたいと思います。
大本営の行おうとしてきた事、読んでみると色んなものが見えてくるのかなと思います。
で、愛媛側に戻る最終の船に乗って、今治まで車を走らせて、携帯の検索に引っかかってきた食堂によって晩飯を食らいました。
狭い店内ですが、地元の人でにぎわってます。
相方はラーメン、自分はジャンボカツ丼を・・・
カツにはデミグラスソース、カツの下には半熟の卵・・・
なんと高かろりーな事(笑)
ラーメンも一口いただきましたが、中々の美味。
そういえば、香川県内のうどん屋ではおでんが置かれていることが多いのですが、こちらも一本100円でおでんが置かれてました。
帰りは来た道を引き返して、嫁実家に9時過ぎに到着。
自転車漕いで、雨に濡れてかなりきついオイニーを放っていたので、一番にシャワーを浴びさせてもらい早めに就寝。
今朝、朝早くに嫁宅を出なくてはならず、義母が朝三時からおきて食事を作ってくれたりと、随分と世話をかけてしまいました。
そんなこんなで、無事に埼玉自宅に到着。
この場を借りてお礼を申し上げますですm(_ _)m